日・アイルランド関係
当大使館は、アイルランドと日本の間の強固な政治的・経済的・文化的関係の発展と維持において、重要な役割を担います。
拡大するパートナーシップ
アイルランドにとって日本は第11位の貿易相手国であり、アイルランドへの外国直接投資額はアジアで最大です。2016年、アイルランドは農業食品、製薬・医療、情報通信技術(ICT)、金融サービスの各分野をはじめとして、日本に77億ユーロを超えるモノとサービスを輸出し、日本からは24億ユーロ超のモノとサービスを輸入しました。アイルランドは日本に対して恒常的に貿易黒字です。
この規模の国としては、アイルランドは日本で非常によく知られています。ギネスからエンヤ、伝統的なアイルランド音楽まで、アイルランドの文化はとても人気があります。日本には1,300人を超えるアイルランド人が暮らしています。本国の人口から見ると大きな割合であり、多くの人が日本で結婚して家庭を持っています。
数多くのセント・パトリックス・デー・パレード、アイ・ラブ・アイルランド・フェスティバル、エメラルド・ボールなど、日本で開かれるセント・パトリックス・デー関連のイベントは、日本の人々の間でも大変人気があります。セント・パトリックス・デーのイベントについて、詳しくは本ウェブサイト内のこちらのページをご覧ください。
アイルランドと日本の政治的関係は非常に良好です。安倍晋三首相が2013年6月にダブリンを、エンダ・ケニー首相が2013年12月に日本を訪問しました。その際、両首相は共同宣言「イノベーションと成長のためのパートナーシップ」に合意しました。同宣言は日本とアイルランドの関係にとってのロードマップとなり、二国間関係の強化について両政府のビジョンを打ち出しました。同宣言は二国間貿易拡大の真の可能性をもたらす5つの重要分野として、農業食品、金融サービス、ICT、ライフサイエンスとクリーンテクノロジー、教育を明確化しました。
2017年にはアイルランドと日本の外交関係樹立60周年が祝われ、さまざまな記念イベントが両国で開催されました。60周年記念イベントについての詳しい情報は、こちらからご覧ください。